留学生にとって、留学の目的はさまざま。
「英語を話せるようになりたい」
「親に行けと言われたから」
「将来に備えて国際感覚を身につけるため」
他にもいろいろあると思う。
でも、「本来の目的」ではないものの、
多くの留学生が密かに期待していることがある。
それが「恋愛」だ。
留学すると、恋愛の距離感がバグる。
これは本当にそう思う。
日本にいたころは、
「外国人と付き合う」なんて、
自分にはまったく縁のない世界だと思っていた。
でも、カナダへ留学すると状況は一変する。
周りを見れば、
日本人×韓国人
韓国人×メキシコ人
台湾人×カナダ人
日本人×サウジアラビア人
日本人×台湾人
…みたいな国際カップルだらけ。
もちろん、同じ国同士のカップルも多い。
しかも出会って数週間で付き合う人も普通にいる。
最初は、
「え、展開早くない!?」
と驚いた。
でも、留学生活には独特の空気感がある。
海外生活。
英語。
孤独。
ホームシック。
そういう非日常の環境の中で、
人との距離が一気に近くなるようだ。
私の周りでも、
気づけばいろんなカップルが誕生していた。
特に多かったのが、
日本人同士、韓国人同士のカップル。
やはり言葉の壁がないというのは大きい。
実際、英語のレベルが低いうちは、
同じ国同士でくっつきやすい。
そしてだんだんとレベルが上がっていくにつれて
「国際カップル」が増えていく傾向にあった。
やはりある程度の「会話」が成立しないと、
恋愛に発展するキッカケがつかめないからだろう。
しかし例外もいる。
留学初期のころ、まだ初級レベルのクラスの中に、
日本人♀×サウジアラビア人♂のカップルがいた。
その2人もまだカナダに来たばかりだというのに、
ずいぶんとアツアツなご様子だった。
聞いたところ、
2人とも同じホームステイ先だったことがわかった。
さらに、もう1人のクラスメイトの日本人♂も同じ
ホームステイ先に住んでいた。
この時点でかなり驚いたけど、さらに驚きなのが、
その家には時期によって人数は変わるものの、
平均して10人前後の留学生が住んでいるらしい。
ワ〜オ!!!
いったいどんなホストで、
どんな生活してるんだ!?
全然想像つかない(笑)
でも、家も学校もクラスも常に一緒で、
さらにお互いに好みの外見だったとしたら…
あっさり恋に落ちちゃうかも。
ただ。
その2人は1〜2ヶ月後には破局していた。
日本人♀の方が飽きたらしい(笑)
相手の想いが「重かった」って。
その子は、
「カナダマジック」
とか呼んでいたかな。
可哀想なアハメド…。(サウジアラビア人)
でも、安心して欲しい。
その彼、今でも私の友達なんだけど、
自分の国でちゃんと素敵な奥さんをゲットして、
今では可愛らしいお子さんもいる。
そんな感じで恋愛に発展するスピードも早いけど、
破局するスピードもなかなかに早い(笑)
親の目がないからか、
みんなそれぞれ自由に恋愛を楽しんでいる。
留学半ばころ、私は3人の日本人女子と仲良くなり、
よく4人で遊ぶ仲になった。
その中の1人は、
台湾人留学生と恋愛をし、彼の帰国と同時に破局。
その後、ナイトクラブで知り合った日系カナダ人と、
彼女自身の帰国までつきあった。
また他の友人は、
チャットで知り合ったカナダ人ネイビーとつきあい、
もう1人の友人は、
ルームメイトのドイツ人と遊びの関係にあった。
みんな、自由すぎ!!(笑)
まぁ肝心の私はというと――。
もちろん、恋愛を楽しんだ。
でもそれはまた別の機会に話そうと思う。
そんな感じでほとんどの場合は、
留学期間限定の「カナダマジック」を楽しんでいた。
でも、中にはゴールインしたカップルもいる。
私が仲良くしていた韓国人の友人は、
韓国人同士でつきあっていた。
2人とも私と同じクラスメイトだったので、
よく一緒に遊んでいた。
ちなみに、韓国人留学生は、
韓国人同士でつるむことがかなり多い。
留学初期の頃、私はなるべく日本人同士よりも
他国の友達とつるむように意識していたので、
韓国人コミュニティーの輪の中に入れてもらっていた。
でもまさか、
この時に誕生したカップルが帰国してからも順調に恋愛を続け、結婚するなんて思いもしなかった。
こういう、ピュアなカップルもいる。
なかなか夢があっていいじゃないか。
せっかくの限られた「非日常」、
恋愛も留学の醍醐味の一つだと思う。
――とはいえ。
決して「本来の目的」を忘れてはいけない…。
まぁ、私も普通に恋愛してたんですけどね(笑)


コメント