カナダへ留学に来てから、日本とのギャップに驚いたことはたくさんある。
その中でも特に衝撃だったのが、
スーパーやコンビニの店員の態度。
まず前提として――
やる気がなさすぎる。
雑すぎる。
態度が悪すぎる。
ゆるすぎる。
日本の接客に慣れていると、普通にイラッとする。
例えばスーパー。
レジに並んでいると、隣のレジの店員同士が世間話をしながら作業している。
まぁ、会話しながら仕事するくらいなら、まだいい。
問題はそこじゃない。
手が止まる。
普通に止まる。
会話に夢中になって、レジが全然進まない。
客が並んでいてもお構いなし。
そしてまた1つ通したら、すぐ会話。
また手が止まる。
そして一つ商品を通したら、また会話。
――仕事しろよ!!!
でも周りの客は特に何も言わない。
どうやらこれが普通らしい。
一方で私は、普通にイライラしていた。
注意したい。
めちゃくちゃ言ってやりたい。
でも英語力もないし、そんな勇気もない。
結局、黙って待つしかなかった。
そしてさらに追い打ち。
店員、ガム噛んでる。
クッチャクッチャ音立てながら。
しかも風船まで作る。
――クチャラーかよ。
アメリカの映画やドラマで見たやつ、現実だった。
日本なら、レジ打ちは職人技だ。
まるでテトリスのように鮮やかに商品をカゴに戻していく。
あのスピード感。
あの丁寧さ。
それが当たり前だった私にとっては、カナダのレジは完全に別世界だった。
そしてようやく私の番。
さっきまで楽しそうに会話していた店員が、
急に無表情。
無愛想。
そして商品を雑にスキャン。
最後に、冷たい声で合計金額。
――え?怒ってる?
私、何かした?
というか、睨まれてる…?
普通に怖いんですけど。
「カナダ人ってアジア人嫌いなの…?」
そんなことまで思った。
ただ買い物しただけなのに、なんか一気に嫌な気分。
でも後になって分かった。
これ、別に私にだけじゃなかった。
留学して半年後。
私はダウンタウン郊外で一人暮らしを始めた。
そこから毎日のようにスーパーに通うようになり、
店員の“リアル”が見えてきた。
結論。
人による。
愛想のいい人もいる。
でも、態度が悪い人も普通に多い。
そして総じて――
やる気はない。
仕事にやりがいを求めている感じはしない。
あくまで「生活のための仕事」。
そんな空気感。
ただ一つ、大事なことも分かった。
それが「挨拶」。
レジやお店に入ったとき、
「Hi!」
「Hello!」
と声をかけられる。
そのときは、ちゃんと返事をしないといけない。
日本では、
「いらっしゃいませ」に対して客は返事をしない。
でもカナダでは、それは失礼になる。
つまり――
返さない=無視
そう思われてしまう。
もしかすると。
最初に感じたあの“冷たさ”は、
私が挨拶を返していなかったからかもしれない。
日本の感覚のまま、
「店員の挨拶=スルーしてOK」
と思っていた。
でも、それが違った。
…とはいえ。
それを差し引いても、
普通に態度が悪いことに変わりはない(笑)
どこの国にもいろんな人がいる。
でも、
・ガムを噛みながら会話する店員
・無愛想すぎる店員
・めちゃくちゃフレンドリーな店員
全部が混ざってるカナダのスーパーは、
私にとって、完全に非日常だった。


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