カナダのトイレが汚すぎて衝撃だった話|日本との違いに驚いた

海外留学

私は24〜25歳の頃、約1年間カナダのバンクーバーへ語学留学していた。

これが人生で初めての海外経験だった。

いきなり一人での留学だったから不安もあったけど、それ以上に期待とワクワクの方が大きかったのを覚えている。

そんな期待に胸を躍らせていた、カナダ到着数日後のこと。

私はある衝撃を受けることになる。

それは、語学学校の登校初日。

オリエンテーションやレベル分けテストを終え、帰る前にトイレに立ち寄った時だった。

まず最初に目に入ったのは、個室の構造。

床からドアまでの隙間が、とにかく広い。

体感で20〜30cmくらいは空いている。

中に人がいるかどうか、一瞬で分かるレベルだ。

日本人の感覚だと、正直かなり恥ずかしいし落ち着かない。

でも「これも文化の違いか」と自分に言い聞かせて、個室へ入った。

――そして、次の瞬間。

私はさらに大きな衝撃を受けることになる。

汚い。

とにかく、汚い。

床にはトイレットペーパーが散乱している。

ちぎれたものなのか、便器に入らなかったものなのか、もう正直どっちでもいい。

とにかく、床が紙くずだらけ。

便座には明らかに小便の跡。

サニタリーボックスは溢れかえっている。

床も濡れている。(理由は察してほしい)

一瞬、

「あれ、ここ男子トイレ?」

と疑った。

でも間違いなく女子トイレ。

(※勝手に男子トイレの方が汚いと思っている。笑)

「え、カナダのトイレってこんな感じなの…?」

衝撃すぎて思考が追いつかない。

でも生理現象は待ってくれない。

仕方なく、トイレットペーパーで便座を拭き、さらにその上に紙を敷いて、なんとか用を足した。

隣の個室の床にも、やっぱり紙くずが見える。

日本ではなかなか見ないレベルの汚さに、正直かなり気が滅入った。

――なんでこれで平気なの?

日本人なら、そう思う人がほとんどだと思う。

日本では「次の人のことを考えて使う」のが当たり前。

でもそれは、日本人にとっての“当たり前”なだけだった。

海外に出て初めて、それが当たり前ではないと気づく。

そして同時に、

「日本ってすごいな…」

と心から思った。

その後、レストラン、カフェ、商業施設、図書館、駅など、いろんなトイレを使った。

そして分かったことがある。

――どこも同じ。

どのトイレも、基本的に汚い。

さらに気づいたのは、

「トイレは汚れるもの」という前提で使われているということ。

つまり、「キレイに使おう」という発想自体があまりない。

カナダは移民国家で、さまざまな文化が混ざり合っている国。

だから一概には言えないけど、

少なくとも「次の人のことを考えて使う」という文化は、日本特有のものだと感じた。

実際に、

・便座に靴の跡がついている
・前の人が汚したまま平然と出てくる

なんてことも普通にあった。

じゃあ、1年いたら慣れるのか?

――いや、全く慣れない(笑)

最後まで無理だった。

私が見てきた中で、唯一きれいだったと言えるのはダウンタウン中心部にるラグジュアリー寄りのホテル内のトイレくらい。

恐らく清掃員がこまめに清掃しているのだろう。

そして帰国後。

成田空港のトイレに入った瞬間、

思わず感動した。

「日本に生まれてよかった…」

本気でそう思った。

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