留学生、だんだんダサくなる

海外留学

留学前の私は、
別にそこまでオシャレなタイプではなかった。

でも、一応その時の流行くらいは意識していた。

雑誌を読んだり、
街で流行ってる服をなんとなくチェックしたり。

まぁ普通の日本人女子って感じ。

でも、カナダへ留学して数ヶ月後。

私は完全にオシャレ感覚を失うことになる。

そもそも、
1年分の服なんて日本から持っていけない。

スーツケースの容量には限界がある。

だから私は、

「足りない分は現地調達すればいいや」

というスタイルだった。

日本から持って行ったのは、
ダウンジャケットと数枚の冬服くらい。

あとは現地で適当に揃える予定だった。

実際、私の基本スタイルは比較的シンプルだった。

キレイめカジュアルというか、
流行に左右されすぎない感じ。

でもカナダへ行ってまず気づいた。

 

留学生、みんなめちゃくちゃラフ。

 

本当にラフ。

学校でも街でも、

パーカー。

トレーナー。

ジーパン。

スニーカー。

そしてバックパック。

ほぼこれ。

しかも※ROOTS率がめちゃくちゃ高い。
(※カナダ版GAPのようなもの)

「Vancouver」(バンクーバー)
「I LOVE CANADA」

とかのロゴTやパーカーも留学生は着がち(笑)

それに現地民はだいたいみんなヨガウェアを着ていた。

最初は、

 

「うわぁ…みんなオシャレに興味なさそう…」

 

とか思っていた。

でも、
毎日その環境にいると恐ろしいことが起きる。

 

感覚が麻痺してくるのである。

 

最初は日本から持ってきた
トートバッグやショルダーバッグを使っていた。

でも語学学校に通うには、
テキストやプリント、
電子辞書にランチバッグまであって荷物が多い。

しかも雨の日は傘を持つにはトートバッグだと不便。

そして周りを見ると、
ほぼ全員バックパック。

めちゃくちゃ機能的に見える。

そう。

ダサいけど便利なのだ。

 

そしてある日。

私もついに現地でバックパックを購入した。

 

いや、
分かってた。

自分の服装にリュックが合ってないことくらい。

でも。

周りも全員そんな感じだし、
誰も気にしていない。

というか、
日本みたいに多様なファッションスタイルではないし、
そもそも他人の服装を細かく見てない。

だからだんだんどうでもよくなってくる。

 

とはいえ、一定のこだわりや好みはある。

そこで、
日本から持参した服や現地で買った服を合わせ、
気づけば私も、

キレイめトップス(これだけは譲れない)。

スニーカー。

ジーパン。

バックパック。(←これが一番ダサい)

それにブルガリのネックレス(ずっとつけてた)。

――という、
絶妙にダサいスタイルになっていった。

 

なのに。

現地では普通に溶け込んでるんだな、これが。

 

そして恐ろしいことに。

ROOTSがちょっと欲しくなってくる(笑)

 

買わなかったけど。

でもあの環境にいると、
「これアリかも…」って思えてくるからコワい。

ただ、
そんな中でも日本人はやっぱりオシャレだった。

特に短期留学の子や学生さん。

ちゃんと流行を取り入れてるし、
バッグや靴もオシャレ。

みんなスニーカーなのに、
一人だけオシャレなブーツ履いてたりする。

やっぱり日本人って、
ファッションに対する意識高いんだなと思った。

逆に、
オシャレな日本人を見ると、

 

「やばい、自分かなりダサくなってる…」

 

と気づかされる(笑)

 

だから帰国後、実はかなり苦労した。

日本の流行が全然分からない。

そもそも、

「オシャレって何だっけ…?」

みたいな浦島太郎状態。

 

日本って四季があるし、
季節ごとに流行も変わる。

でもカナダ生活が長くなると、
そういう感覚がかなり薄れる。

買い物に行っても何を買っていいのか、
どう合わせたらいいのかが本気でわからなかった。

 

結果、
オシャレ感覚が元に戻るまで、
帰国後1年くらいかかったのである(笑)

 

 

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